津波が30メートル近い高さにまで駆け上がっていた岩手県大船渡市の綾里湾で、津波の様子を捉えた映像が見つかりました。
専門家は、沿岸での津波の高さは、これまで確認された中で最も高い20メートル以上に達していたと分析しています。
この映像は、大船渡市三陸町の綾里地区で、視聴者が高台から撮影しました。
映像には、湾の奥の入り江の中で押し寄せる波と戻る波とがぶつかり合い、海面が激しく波打っている様子が収められています。
また、津波が時折、崖を駆け上がり、激しいしぶきを上げているのが分かります。東京大学大学院の佐藤愼司教授が、映像を分析した結果、
沿岸での津波の高さは東北の沿岸でこれまでに確認された中で最も高い20メートル以上に達していたことが分かりました。
綾里湾では、これまでの調査で津波が30メートル近い高さに駆け上がった跡が見つかっていますが、
この映像から、実際に駆け上がった高さは30メートルを超えていたとみられるということです。
佐藤教授は「見たことのない津波の映像で大変驚いている。V字型の湾の奥で高くなった津波が海岸で複雑に反射し、
局所的にさらに高くなったと考えられる」と分析しています。
綾里湾の映像 津波20m超か NHKニュースより
4月3日昼 現在の情報 本日現在の避難者は約90名
●大船渡市綾里地区コミュニティ施設・綾姫ホール
●大船渡市役所 綾里地域振興出張所(同建物内)
  住所 大船渡市三陸町綾里字平舘75-2 
     (旧診療所・この左側奥に新診療所)
  電話番号 0192-42-2121
  ※綾里中学校は新学期準備。綾里小を一部移設予定。
●ライフライン
 ○電気:ホール周辺を中心に4月1日17時以降、電源車から通常配電に。
      今日は石浜方面に東北電力系の工事車両が多数。
      昼の時間帯はBG下方面に電力の広報車が通電のお知らせ。
 ○NTT:順次復帰中。
 ○水道:順次復帰中。水源により地域差がある模様です。
 ○ガス:配送ルートは復活。地域により通常注文が可能(プロパン)
 ○灯油:灯油は内陸部同様、まだまだ入荷不足の様子。
 ○現地でネット接続を試すが接続出来ず。プロバイダか回線不調かは?。
   これは各家庭で異なるとは思いますが。
 ○岩手日報も届いています。クロネコも順次復旧。佐川も見かけました。
ホールスタッフに事情を話し同行してもらい、
受付で名簿の閲覧を申し出たのですが、ダメでした???
岩手県庁からの正式発表を待つしかないようです。

本日現在の避難者は約90名
とのこと。
自宅避難の方の出入りが日々あるので、「約」ということです。
他の市町村は公開されているのに・・・頼むよ・・・
県庁は120名の表記がありますが、自宅避難が増えています。
内陸の宿泊施設への移動(4月4日に2家族予定)
公開しないと遠方の人が心配するべよ・・・
【岩手専用】東日本大震災【三陸町】名簿 随時更新
玄関左(この看板うしろ)が大船渡市役所綾里地域振興出張所
右側が消防本部とホール事務所です。ホール事務所には
沖縄からの派遣の方が!遠くから!車で!
消防には、タバコを少し差し入れました。笑顔で「おお!洋モクだ!」
JTがストップのため、日本タバコは買えないんすよ・・・。
外国タバコも厳しい状況です。
ホール一部、破損出ています。診療所のガラスも割れていました。
支援物資は本日、BGより宮野の多目的施設に、
自衛隊車両等により移動中でした。配布も多目的施設からに変更。
BGは通常使用に戻るとのことです。
ボランティアの方が活動されていました。ありがたい!
そして、午前中はあの新沼謙治氏が訪問していたそうです!おお!!
大船渡経由で綾里まで訪問していたとのこと!会えなかった!
幼稚園から。田んぼに流出物の山 幼稚園から
綾里中のアルバムが流されていました・・・ 所有者の無事を心より祈ります・・・
この周辺は3月22日訪問時とほぼ変化ありません。
数名の方が歩いていました。
ここで撮影していて交番の駐在さんと少し話しました。
流出物にはいろいろとあるそうです・・・
ちなみに「悪質な窃盗団」は居ない!
綾里中から。綾里小の新学期はとりあえず中学校体育館でスタート予定 道路は以前より広がっています。あらたにガレキ処理の問題が発生しています。
県や国の早期処理が望まれます。
野々前におりました。左手に作業中の方も。
我が家の船はダメでした。
ここの防波堤は辛うじて生きていたようです。他地域は破壊されていました。
港方面
川沿いに被害が集中しています。
小学校裏 湾内
石浜方面。配電関連車両が入っています。復旧も近い!
22日はガレキでしたが、だいぶ道路になっています
綾里の入り口でもある合足(あったり)
別の場所のように・・・
帰宅時の赤崎には、車両保管場所が出来ていました。
ここの手前で、綾里からの右カーブ下、
満潮時のためか道路まで海水が出ていました。
ここは低いよ・・・
赤崎の小学校裏です。被害は甚大です。
表にある校舎の時計は、津波が来たであろう時間で
ストップしています・・・
赤崎〜セメントを左折、大船渡市内に入ってみました。商工会議所も津波の跡が・・・
綾里と違い、重油の匂いでしょうか、粉塵もすごいです・・・。
マイヤ方面、ホテル方面にも車両で入れるようになっていました。酷いです・・・。
ナビには表示される大船渡駅は・・・ありませんでした。カモメのタマゴも建物は多少残る程度に・・・。
途中、警察の誘導で郵便局や東北電力の裏側の通りへ迂回。
ちょっとの差で、破壊されている地域と、若干の波をうけた地域とが混在していました。
大船渡市内は片付け作業をしている場所が多く、カメラを向けていません。
ガソリンスタンドは営業中。スタンド渋滞は無し。落ち着いてきたと思われます。


今日は、〜住田町〜大船渡〜綾里でしたが、交通量がすごかったです。
3月22日はガソリン麻痺でほとんど車が居なかったのですが、今日はすごい。
盆でも正月でも見れないほどの車両でした。
そんななか、自衛隊の緊急車両も多いし、東北電力やユアテックの青森からの
応援車両が大量に沿岸に向かっていました。がんばってくれ!!